記事タイトルの出来不出来によって、読まれる確立は大きく違います。そのため記事作成の中でも、トップクラスに重要な部分です。
どのように作成すると検索エンジンの上位にも表示されやすく、人の目にも止まりやすいのか。大きくは、7つのポイントに注意する必要があります。
文字数

7つの秘密と題しましたが、実は秘密でもなんでもなく、ロジックを知れば当たり前だと言えるものばかりです。理解して、ぜひ自分のものにしてください。それでは、まず「文字数」です。
記事タイトルの文字数は26〜30文字の間がベスト。最大でも33文字に押さえた方が良いとされています。
これはGoogleやYahoo!などの検索エンジンの一覧で、表示される文字数に起因することです。パソコンとスマホやタブレットといった閲覧環境で細い差があるものの、平均的に対応できる文字数として、そうすることが一般的です。
ターゲット

どんな検索ユーザーを想定しての記事か、それを決めておくことが必要です。それによって、この後説明するキーワードの選定や難易度の表示が決まってきます。
対象となる検索ユーザーが使うであろう言葉遣いで記事や馴染む言葉で構成することが大切です。
例えばシニア向けの血糖値などの記事のタイトルで【ガチ分析】といった言葉を使っても、全く刺さらないということですね。
このターゲットの設定は、以下のポイントの全ての土台になるくらい重要なことです。
キーワード

タイトルに含めるキーワードは、大きく3つに分類できます。
記事の「主題」「主語」となるもの。
・関連キーワード
記事を構成する第2第3のキーワード。サジェストワードとも言います。
・連想キーワード
関連キーワード(サジェストワード化)はされていないが、世間の興味関心が集まると予想できるキーワード。
これらのキーワードを上手に取り入れ、本文の内容と一致するタイトルを作り上げます。
タイトルに含まれるキーワードは左よりになるほどSEO効果が高く、上位表示される可能性があります。そのため、メインキーワードを先頭にタイトルを作成するのが通常の考え方です。ただ、構成が自然にならない場合や、意図して別のものを先頭したい場合もありますので、こだわる必要はありません。
また、検索エンジンに上位表示されるため「だけ」にキーワードを詰め込んだタイトルや、日本語が破綻したタイトルは逆効果です。
いくら上位表示されたとしても、実際にクリックして記事を読むのは人間ということを忘れてはいけません。
具体的数字

具体的に示すことができる数字がある場合は、積極的に取り入れましょう。
例えば、この記事の【7つの秘密】がそうですね。
これらの記事タイトルも同様です。「やるべき15のこと」とすることによるボリュームの多さから、興味や必要性を感じやすくなります。また「2016年版」とすることによって、新しい情報が書かれた記事であることがわかります。
これが「やるべきこと」だけだったり「本年度版」のような表現では、それらの効果は得られなくなります。
難易度の設定

特にハウツー記事やライフハック系、ノウハウ系に取り入れたいポイントです。例として以下のようなものがあります。
「初心者でも出来る」
「中級編」
「応用編」
「たった5分でOK」
その記事が自分に合っているかどうかがわかることで、記事を開いて読まれやすくなります。
参考書を探しに書店に行って、どんな本のタイトルを手にするかをイメージすると簡単です。自分にあった難易度やレベルがある本の可能性が高いですよね。
ベネフィット

その記事でどんな良いことがあるのかをハッキリ書きます。悩み解決系の記事の場合は、必須のポイントです。
「〜完全マスター」
「〜を2倍にする方法」
「〜成功する秘訣」
「〜必勝裏ワザ」
そのターゲット(検索ユーザー)から、いかに自分に役に立つ記事か、望みを叶えてくれる記事かを想像してもらえなくてはなりません。
それがひと目でわかるように取り入れましょう。
インパクト

記事タイトルにはインパクトも必要です。キラーワードを使ったり、煽り文句を入れることが一般的です。
「神回!」
「徹底比較!」
「衝撃!」
「超話題!」
興味関心よりも、緊急性や不安感の煽りはかなり有効です。「釣り」もこの一つですね。
「知らなきゃヤバい!」
「このままじゃ大損?」
「あなたは大丈夫!?」
「閲覧注意!」
前後で正反対の意味を持たせたり、わざと違和感のある文章にすることでも、インパクトを持たせることもできます。
『大食いし続けるだけで1ヶ月後に10キロも減った理由』
まとめ
以上「7つの秘密」と題して紹介してきました。いずれのポイントも、どこかで見た記事タイトルに含まれていたような記憶があるんじゃないでしょうか。そして、その記事が気になって開いていたんじゃないでしょうか。
記事の勝負どころはもちろん中身です。しかしながら、まず記事タイトルの勝負に勝てないと、本番の土俵にさえ上がることは出来ません。
作りまくってスキルとセンスを磨いていきましょう!
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