記事を公開する=検索エンジンに表示される
残念ながらそうではありません。サイトの運営期間やドメインパワーによっては、検索エンジンに登録(インデックス)され、誰もが検索して記事にたどり着ける状態になるまでにはかなり時間がかかる場合があります。
驚かれるかもしれませんが、サイト開設から間もない頃だとインデックスされるまで、3〜4日かかることも珍しくありません。
「Fetch as Google」を利用することで、その期間を数分レベルまで縮める事ができます。これは利用しない手はないですよね。
[目次]
Fetch as Googleとは

Fetch as Googleは、Googleのウェブマスター用ツール「Google Search Consol」eの中の1機能です。
Googleへ再クロールを依頼することによって、クローラーの最適化を図ることができます。クローラーとは巡回ロボットのようなもので、Google検索エンジン配下のさまざまなサイトの情報を収集、パトロールをする役割のプログラムです。
開設から間もなりサイトや頻繁に更新されないサイトへは、「巡回」率が下がります。そのため検索エンジンにインデックスされるまでの時間がかかるということですね。
↓
クローラーが発動、サイトに訪問し情報を持ち帰る
↓
Googleの検索エンジンにインデックスされる
こんなイメージです。
Fetch as Googleの使い方
それではFetch as Googleの使い方の説明をしていきますね。
対象のURLを指定する

Google Search Consolにログインし、左側のメニューから「クロール」を選択。
①Fetch as Googleをクリック
②依頼するページのURLを入力
③取得をクリック
※②と③の間にクローラーから見たサイトの確認方法が選択できます。PCとモバイル3種がありますが、PCのままでOKです
インデックスに送信する

パスやステータスの「完了」を確認し、インデックスに送信するをクリックします。
リダイレクトされましたなどエラーの発生

送信は正確なURLでなくてはなりません。もしパーマリンクで最後に「/」スラッシュを入れているのなら、それも正しく入力する必要があります。「リダイレクトされました」は、ほとんどがそれが原因のエラーです。
※僕の場合は「/」スラッシュを入れていないので、入れたら逆にエラーになります(笑)
関連記事▶ WordPress初期設定②パーマリンクのおすすめとPing設定
また、「一時的にアクセスできません」も頻出エラーです。これはサーバー不具合やGoogleのエラーなど原因はいろいろあり、解消されるまで待つしかありません。数十分から数時間経った後試してみてください。
送信方法を選択する

「送信方法の選択」がポップアップ表示されます。
「私はロボットではありません」にチェックを入れ、送信方法を選びます。
送信をクリックします。
※「私はロボットではありません」にチェックを入れると画像を使った質問をされる場合があります。落ち着いて回答しましょう。
送信方法について


再クロール依頼の対象として1ページ(URL)のみ指定する方法。1ヶ月間に500件まで送信(依頼)することができます。
・このURLと直接リンクをクロールする
対象URLのページと、そのページ上にある関連記事など全てのリンクを対象に依頼する方法。1ヶ月間に10件までなので、通常記事には使いません。トップページやまとめ記事に使うと有効です。
目的に合わせて使い分けていきましょう。
送信完了

画像のようにステータスが完了になればOKです。数分〜数十分後にはインデックスされるはずです。
記事の公開後なかなかインデックスされない場合や、タイムリーな記事を公開した場合に有効活用しましょう。
タイミングを逃して収益が……なんて機会損失にならないように。
時は金なり、まさにこれですね。
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