Macの動画編集ソフトといえば、iMovieですよね。appleならではの洗練されたUI(見た目)や直感的な操作感が魅力の標準ソフトです。他に「Final Cut Pro X」や「Adobe Premiere Elements」など、上級者向けソフトもありますよね。
今回は、初級者から中級者向けとされている「Wondershare Filmora」を使用した感想を記事にしました。
[目次]
Filmoraとは
Filmoraを提供するWondershareは、2003年に設立されたまだ若い会社。”wonderful”(素晴らしい) を”share” (共有) することが社名の由来のようですね。データリカバリやファイル変換ソフトを多く手がけています。
Filmoraは、Wondershareのキラーコンテンツの一つして位置づけて良さそうです。
シンプルでありながら、強力な動画編集機能の評判も良く、すでに300万人以上のユーザーが無料体験版をダウンロードしています。※2016年12月現在
Filmoraのダウンロード
Filmora(Mac版)はこちらからダウンロードが可能です。
windows版は、リンク先の「Windowsユーザはこちらへ」から進んでください。
Filmoraのおすすめポイント
「Filmora 動画編集(Mac版)」は操作簡単なツールですが、強力な動画編集機能を搭載しています。トリム、クロップ、回転などの編集機能、及びトランジション、モーションなど多様なエフェクトが内蔵しているため、簡単な手順で素敵なビデオを作成できます。作品完成後、汎用動画形式やHD動画形式への出力、YouTubeへのアップロード及びDVDへの作成も自由にできるため、お友達やご家族との作品共有が手軽に完成できます。

無料体験版をインストールし起動すると、画面サイズ、「簡易編集モード」「高度編集モード」が選択出来る画面が表示されます。「高度編集モード」が標準とのことなので、迷わずこちらを選びましょう。
敢えて「4:3」を選ぶシチュエーションも少なそうですね。次回からはキャプチャ画面のように「新しいムービーを作成」で進めるようになります。
僕が感じたおすすめポイントは3点です。
UIはiMovieに非常に近い
UIや操作感はiMovieにかなり近い印象を受けました。そもそも動画編集ソフトの画面レイアウトは、左上に素材選択やツールボタン、右上にプレビュー画面、下にタイムラインという構成が定番です。
それだけで言うと他のソフトとの差はないのですが、フレームのドラッグアンドドロップなどの操作が似てる感覚ですね。
フィルターやエフェクト類が豊富

Filmoraの最大の魅力は、フィルターやオーバーレイ、テキストアニメーションの豊富さとクオリティの高さでしょう。
かなり多くのエフェクトパターンが装備されており、試しながら見ていくだけでもとても楽しいです。後から追加することも出来るので、かなり選択肢は広がります。
テキストテロップやトランジションも豊富なので、YouTubeアフィリエイトの入り口である「テキスト動画」でも、他の動画とかなりの差別化が図れそうです。
直感的な操作が可能
そしてシンプルでありながら、強力な動画編集機能を装備しているというだけあって、多くのことが簡単な操作で可能です。
上の画像での編集は、適当な動画を適当に切り貼りして、フィルターやオーバーレイなどを加えた状態ですが、かなり直感的に扱うことができました。
iMovieを多少でも使える方なら、まったく違和感なく移行もしくは併用できると思われます。
画面キャプチャはもう一息かな

動画編集の他に、画面キャプチャも可能です。この機能だけは、キャプチャクオリティや設定項目などにおいてカムタジアに軍配が上がります。
カムタジアを所有している僕としては、必要のない機能でした。60フレームのキャプチャでも、けっこうカクカク感がありました。
とはいえ、他のソフトを持っていないのであれば十分に使える機能です。ポインタの色も好みによって変えられます。
初級〜中級者なら十分満足!
最後にデメリットを上げましたが、それを差し引いても余りある機能を備えたソフトです。インスタ風の効果をつけたフルHD動画の編集なんかも簡単にできますし、女性ユーザーの高い支持が得られそうです。
- 年間更新ライセンス 6,980 円(税込)
- 永久ライセンス 7,980 円(税込)
この価格設定がまたニクイですね笑
どう考えても、永久ライセンス(無償アップデート付き)の一度問題です。MacユーザーはもちろんWindowsユーザーの方も、無料体験版だけでも試してみてはいかがでしょうか。
費用対効果は抜群なので、気にいる可能性は高いと思いますよ!