最近はSNSで利用されるハッシュタグ(#から始まる検索タグ)でも認知されている「タグ」。
第二のカテゴリーとも呼べるタグは、サイト回遊率やサイト滞在時間、ひいてはユーザビリティの向上に一役買ってくれる大切なものです。
効果的な設定方法を身につけましょう。
タグとは?設定する目的
タグはカテゴリーとは別の方法で、記事のグループ分けをするために使います。例えば、以下の5つの記事があったとします。
『東京観光おすすめマップ』
『北海道のおすすめグルメ』
『北海道観光おすすめマップ』
『ハワイの観光名所とグルメ』
そして5つの記事は、地域カテゴリーで分けられています。
『東京のおすすめグルメ』
『東京観光おすすめマップ』
【北海道】
『北海道のおすすめグルメ』
『北海道観光おすすめマップ』
【ハワイ】
『ハワイの観光名所とグルメ』
これらの5つの記事は、地域以外にも【グルメ】と【観光】でグループ化することもできますよね。それらでグループ化させる機能が、タグの設定です。
『東京のおすすめグルメ』
『北海道のおすすめグルメ』
『ハワイの観光名所とグルメ』
【観光】
『東京観光おすすめマップ』
『北海道観光おすすめマップ』
『ハワイの観光名所とグルメ』
『ハワイの観光名所とグルメ』はタグが共通するので、両方設定することになります。
キーワード以外のグループ化によって、訪問者のニーズに細かく対応することができるようになります。タグを表示しておくことによって、別の記事も読んでもらえる可能性が高くなるということですね。
タグの設定と編集方法

管理画面の左側メニュー「投稿」からタグで設定画面に進みます。
カテゴリーと同じく、名前とスラッグの設定が必要です。
説明欄は、必要だと思う場合は入れておくといいでしょう。
編集もこちらの画面でできます。カテゴリーと同様、名前の変更は問題ありませんが、スラッグの変更はURLの変更を意味します。変更しないほうがいいですね。
新規タグを追加で保存します。
記事にタグを設定する

記事に設定するタグは、それぞれの記事編集画面から行います。
右上の表示オプションを開きます。
タグにチェックを入れます。

カテゴリー設定の下に、タグの設定項目が表示されます。
こちらから新しいタグを追加したり、すでに登録済みのタグが選択できます。
タグをサイトに表示する
管理画面の左側メニュー「外観」からウィジェットに進みます。
設定したタグの一覧は、ウィジェットでサイトの任意の場所に表示させることができます。
「タグクラウド」をサイドバーやフッターエリアに追加しましょう。
タグが一覧表示され、各タグが設定された記事一覧画面への導線になります。それを辿って、読者に記事を移動してもらえるようにしましょう。
タグの設定数の目安は?
一般的には3つ程度と言われています。
あくまで目安であって、場合によって5個以上でも、逆に1つだけでも問題はありません。記事で選んでいるキーワードや内容によって、適切かつ効果的に設定する意識が大切です。
それが結果的にユーザビリティを高め、サイトの価値を上げることに繋がっていきます。
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