ワードなどの文書作成ソフトから無料ブログサービスまで、文字装飾や画像挿入をするためのツールバーボタンは、なくてはならないものですよね。
WordPressの作成画面においてもそれはまったく同じで、あらかじめ備わっているボタンの他に、追加することやカスタマイズも可能です。
AddQuickTagを利用することで、ツールバーボタンを好きなようにカスタマイズできるようになり、作業効率を大幅に上げることができます。
さっそく使い方を説明していきます。
[目次]
AddQuickTagの使い方

この記事はAddQuickTagをインストールして有効化させた状態から、使い方の手順を説明していきます。
プラグインのインストール方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
AddQuickTagの設定
管理画面の左側メニュー「設定」からAddQuickTagで設定画面に進みます。
AddQuickTagの設定内容

こちらの設定画面で登録しておくと、記事作成画面内でのワンクリックで、登録した機能を一発で呼び出すことができるようになります。主には、htmlタグと呼ばれる対象の文字列の前後に挿入するコードのために使います。
以下の内容を登録していきましょう。
②開始タグ
③終了タグ
④順番:ツールバーに表示される順番
⑤どの編集画面で利用するか
③④は必須ではないので、必要な場合は入力します。
⑤は右端にチェックを入れます(全てにチェックが入ります)
登録の例「見出し」

画像のように見出しタグを登録してみます。
②開始タグ:<h2>
③終了タグ:</h2>
④順番:1番先 ※追加ボタンとして
⑤すべての編集画面
こちらを登録すると、編集画面で「h2」ボタンが表示され、見出しの作成として使えるようになります。
↓
AddQuickTag 実際の使い方
文字装飾の場合、対象の文字を選択して反転させた状態でボタンをクリックします。そうすることで前後にタグが挿入され、実際のページで効果が反映されます。
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この使い方が基本です。「終了タグ」が未設定の場合は、任意の場所でクリックし、「開始タグ」に登録したものを呼び出すという使い方ですね。
AddQuickTag 便利な使い方
ちょっとした応用で、使い方の幅は広がります。3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①記事の構成として

改行や日本語もそのまま登録ができるので、このようにしておいて記事の書き始める時にクリックする使い方が出来ます。
ワンクリックで枠組みが出来上がるので、執筆作業がはかどります。
②複合タグとして

複数のタグをまとめて登録することも出来ます。画像の様に「赤文字」にさせるタグと「太文字」にさせるタグを一緒に登録しておくと、「赤太文字」1つのボタンで両方の装飾を適用させることが出来ます。
手間が減るので、作業がはかどります。
③定型文として

記事冒頭の挨拶文や、記事終わりの締めの言葉を定型文としてテンプレート化しておくのも、一つの表現方法です。わかりやすく記事に一貫性を持たせる事ができるため、根強い人気のある作法ですよね。
それも、AddQuickTagに登録しておけばワンクリックでOKです。さらにいうと、①の構成にあらかじめ組み込んでおくこともできます。
もちろん、作業がはかどります(笑)
インポート・エクスポートもできる

専用のjsonファイル(JavaScript Object Notation)として、インポートとエクスポートが可能です。
登録したタグを他のサイトで使うことや、その逆のことも出来るので、複数のサイトを運営する場合にもかなり重宝します。同じツールバーで作業が出来るのはメリットが大きいですからね。
他にも、アドセンスコードや一般ASPの広告コードの登録、頻繁に使用する関連記事リンクや外部サイトリンクの登録など、目的次第で使い方は広がります。
AddQuickTagは、かなり使い勝手のいいプラグインなので、ぜひ使ってみてください。きっと手放せなくなりますよ。
コメントありがとうございます!
そうですか。あまり熱い感じでもないと思っていますが、参考にさせてただきます(笑)
関連記事一覧は、テーマのデフォルト仕様です。プラグインを使用せずとも、こういったタイプで使えるテーマは増えていますね。
プロフィールがあつくるしくって最高です!(←ほめてます笑)
しかし、空の写真が青空でないのはなぜ…?
閑話休題。。
記事下の「関連記事の一覧」ですけれど、こちらの表示って、プラグインですか?
もしそうあればどんなプラグインか教えていただけませんでしょうか?