記事にはさまざまなリンクを貼りますよね。外部サイトの記事を参考リンクとして貼ったり、動画リンクを貼ったり。しかしながら、記事数が増えるにつれ、リンクを把握しておくことは不可能となっていきます。
今回ご紹介するBroken Link Checkerを導入することで、サイト内のリンク全てを管理することができます。デッドリンクになったものに対し、即座に修正や削除の対応が取れるため、ユーザビリティ、SEOの両側面からの強化を図ることができます。
ポイントを押さえて、使い方を解説してきます。
[目次]
動画解説

Broken Link Checkerの使い方
Broken Link Checkerは、サイト内のリンクを監視し、リンク切れになったものを知らせてくれるプラグインです。リンク先のサイトが閉鎖されたり、動画が削除になったりと、リンクが切れることは常に起こり得ます。それらを自動で検知してくれるということですね。
この記事はBroken Link Checkerをインストールして有効化させた状態から、使い方の手順を説明していきます。
リンク切れをチェックする方法
サイト管理者がリンクエラーを知る方法は、3通りあります。
1.ダッシュボード

まず管理画面のトップページにあたるダッシュボードに、お知らせが表示されます。
必ずといっていいくらい表示させるページなので、気づきやすいレイアウトにしておくといいでしょう。
2.左側のメニュー

左側メニュー「ツール」からリンクエラーをチェックで確認できます。件数のバッジ表示がわかりやすいですね。
3.メール通知
メールアドレスを登録しておくと、リンクエラーを検知した時などにメールで確認することもできます。毎日のようにログインしないサイトの場合は、有効な対策方法といえるでしょう。
リンク切れを修正するには

リンク切れを知らせるリンク(紛らわしいですね笑)から、リンクエラーの一覧ページに移動することができます。上に挙げた今回の1件は、YouTube動画が削除されたことによるものでした。
YouTubeでは、テレビ番組の違法アップロードなどの削除に限らず、企業がアップロードした正規動画も、自主的な公開終了や削除が頻繁に行われています。こちらから記事の編集ページに移動し、動画リンクを削除しておきましょう。
設定方法も簡単

設定項目は多岐にわたりますが、押さえておきたいところはそう多くはありません。
- リンクエラーをチェックするサイクル
- メールで通知するか
- リンクエラーをnofollowにするか
こちらの3点で十分です。毎日のようにログインするなら②は不要ですし、外部リンクをnofollow化させるプラグイン「External Links」などを導入している場合は、③も必要なくなります。
①のチェックサイクルは、24〜48時間くらいで設定しておけば十分でしょう。
あとは、「リンクチェック対象」「リンク種類チェック対象」のタブに移動し、目的にあった対象を決めておくだけでOKです。
リンク切れ放置は評価を落とす原因に
リンク切れをそのままにしておくと、検索エンジンのサイト評価にマイナスな影響がでてきます。そして何より、記事に訪問してくれた方のガッカリに繋がります。
案内されてクリックした先のページが削除されていたり、「この動画は削除されました」の表示のYouTube動画が残っていると印象も悪いですよね。デメリットしかありません。
リンク切れが早めに対処できるよう、必ず導入しておくことをおすすめします。