WordPressには、はじめから自動的にバックアップを取ってくれる機能があります。
リビジョンと呼ばれるこの機能のおかげで、不慮のネットワークトラブルやパソコンが固まってしまった際でも、直近の保存地点から編集を再開することができます。
ただし完成した記事の分まで、いつまでも残しておく必要はありません。不要なリビジョン情報は、データベースを圧迫する要因にもなります。
それらのリビジョンの削除を管理し、データの最適化を図るプラグインがOptimize Database after Deleting Revisionsです。
[目次]
リビジョンがデータベースを圧迫する

記事や固定ページの新規作成画面の下部から、リビジョン情報が確認できます。任意の下書き保存したもの、自動保存されたものは、すべて時系列で表示されます。
このように2つ程度なら全く問題ありませんが……

このようにデータが蓄積されるとデータベースが圧迫されることとなり、サイト表示の遅延などにも繋がり良くありません。「こまめに一時保存」は、パソコン作業の安全対策として基本ですが、この場合のデータは悪影響となってしまいます。
あまりにも古いデータは利用する機会もほとんどありませんから、削除しておくのが得策ということですね。
Optimize Database after Deleting Revisionsの使い方
この記事はOptimize Database after Deleting Revisionsをインストールして有効化させた状態から、使い方の手順を説明していきます。
プラグインのインストール方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
Optimize Database after Deleting Revisionsの設定

管理画面の左側メニュー「設定」からOptimize Databaseをクリックします。
設定する項目は、大きく3つ。僕のおすすめ設定がこちらです。
②対象や詳細設定 全てにチェック
③作動時間とサイクル 週に一度、深夜早朝
選択をし終えたら、しっかりSave Settingで保存しておきましょう。
これで、1週間経つと直近6件目以前の古いデータは自動で削除されます。
記事が多くなるに連れて、この不要なリビジョン情報がデータベースを圧迫していきますので、適正化を保つ上でも、このOptimize Database after Deleting Revisionsの導入はおすすめです。