見た目のカッコよさやブラインドタッチの利点など、多くの面で優れているUSキーボードですが、一番のネックはやはり「日本語入力のための切り替え」が不便なことでしょう。
デフォルトの切替方法は「Command + スペース」となり、これはあまりにも非効率。
JISキーボードと同じ感覚で切り替えられるようにする、カスタマイズ方法をご紹介します。
どのように切り替えるのか

- 左command 英数字
- 右command かな
- fnキー command
JISキーボードのように、スペースキーの両脇にあるcommandキーの左側を「英数字」、右側を「かな」にアサイン変更します。
そして、一番左下のfnキーにcommandを割り当てます。これで左手小指で押せるようになるので、winキーボードと併用する方にも違和感なく入力できるようになります。
Karabinerをインストール
Karabinerという無料アプリをインストールします。
インストールはすぐ終わりますし、設定もたったの2つ。あっという間に環境を整えられますので、今すぐやりましょう(笑)
commandを切り替えに割り当てる

Change Key内の「For Japanese」、コマンドキーの動作を優先モードにチェックを入れるだけでOK。もしくは挙動の違いが他に2パターン用意されているので、好みで選択してください。
fnキーにcommandを割り当てる

Change Key内の「Change Fn Key」、Fn to Command_Lにチェックを入れてOKです。
これでfnキーがcommandキーに変わりました。あらゆるショートカットキーが使いやすくなります。
以上で設定完了です。非常に簡単ですね!
ちなみにKarabinerは、他にもいろいろなキーアサインの変更がカスタマイズできますので、自分なりのキーボード環境が作れます。
環境づくりは、よい仕事をするためには必ず整えるべき事柄です。ストレスのない、効率的な入力環境を作り上げてくださいね。